12月 16, 2018

「海浜くらしの研究所」Vol.7 長谷川理恵さん(前編)

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信号もなく、ノーストレスで走れる海辺のランニングコース。
走り終えたら半身浴をして、読書をするのが休日の日課。
「海浜くらしの研究所」Vol.7 長谷川理恵さん


さまざまなジャンルで活躍するライフデザインの達人たちを迎えて、どんなくらしが自分を楽しく、豊かにしてくれるのかを研究する「海浜くらしの研究所」。
その第7回目のゲストは、長谷川理恵さん。長年、モデルとしてご活躍されているほか、ランナー、ヴィーガンパティシエ、そして鎌倉の山田宗徧流(そうへんりゅう)家元が考案した、現代人のためのヨガ、WabiYoga(侘びヨガ)の日本初のインストラクターなど様々な分野でご活躍されています。今日はその長谷川さんに、ランニングを中心に海浜くらしについても、お話しいただきました。



週末にのんびり30分、疲れたら歩く感じのランニング

(ランニング歴は)2000年に始めたので今年で18年、走り続けています。ランニングはプラスばっかり。嫌なことは続かないから、これだけ続いてるってことは、自分の性格にも合っているのかなって思います。それに体調がよくなりますね。年齢と共に代謝も落ちていくし、なかなか疲れがとれない日が増えてくるんですけど、走ると全体の血の巡りがよくなります。どんな栄養ドリンクよりも効きますね。それに、ちょっとランニングをするだけでよく眠れます。レースがあればそれを目指してトレーニングのプログラムを立てて、ハードにやっていくんですけど、いまは特にレースの予定がないので、週末に30分ぐらい、のんびり走って疲れたら歩いて、また走るっていう、もっぱらそういう感じです。やればやっただけ持久力はつくし、逆に走らなくなってから元に戻るスピードはものすごく早いので、常に刺激を入れておいてあげないとね。

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ジョージ:
ランニングするときは、電車遅れそうになったとき。階段をピョンピョンピョンって上るの。

長谷川:
それ、ダッシュ。

ジョージ:
それはあるけど、ランニングはあんまりしないね。摩耶ちゃん、する?

麻耶:
してないな、犬の散歩だな、やっぱり。

ジョージ:
僕は、シャツもランニング着ないもん。

麻耶:
止まったね、空気が。


健康とは真逆の生活から、いきなりホノルルマラソンへ

(ランニングを始める前にスポーツは)いっさいやっていなくて、もう健康とは真逆の生活ですよね、本当に不健康で。モデルという職業柄、やはり太ってはいけないので食べるの我慢していたんですよね。その時点で健康ではなくて、栄養のバランスも、もちろん考えていないですし。若かったのに身体中ボロボロで、いつも寒くて、すぐ風邪を引くし、貧血にもなっていました。
(ランニングを始めるきっかけは)2000年に、ホノルルマラソンのテレビの企画がありまして、どういうわけか私にオファーが来て。私、マラソンという競技すら知らなくて「ハワイに行けて楽しそうだし、それでギャラも出るなんて、すごくよくない?」なんて言って「行きます!」って言っちゃったんですね。レースの3か月前だったんですけど、それがきっかけです。

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ちょうどその頃にプロのランナーの谷川真理さんとお食事をする機会があったんです。そこで初対面の真理さんに「私、ホノルルマラソンにお仕事で出ることになったんですけど、どうしたらいいですか」なんて相談して、そうしたら「もし本当にやる気があるのなら、私がコーチしてあげるよ」っていきなり言ってくださったんです。「こんな素人で初めてなのに、プロのコーチがついちゃって、すごくない!?」 と思って、「がんばりますので、ぜひぜひお願いします」って言うところから始まって。もう翌日には「神宮外苑に来てちょうだい」って言われて。そうしたら、シューズやランニングウエアなどがぜんぶ揃っていて、そこから3か月間、まずは歩き方からでした。当然、筋力もないですし、ガリガリだったんですよ、食べていなかったので。それで「普段どんな食事しているの?」って訊かれて、「マラソンっていうのは、走ればいいと思っているかもしれないけど、食べるものをしっかり食べて練習しないと意味がないのよ」って言われたんです。そして「あなたはもう食べなさすぎ。トレーニングしても身につかないから、私は栄養面もぜんぶ管理したいので、このシートに毎食、食べたもの書いてきてください」って言われて、食事とトレーニングをぜんぶ管理してもらうことになって、「はい!分かりました」と言ってスタートしました。

その大会は、(ゴールした感動は)後からやってきたんですけど、練習も20kmまでしか走らなかったので、人生で初めての42.195kmという距離に体がついていけなくて、ギリギリ4時間を切って3時間59分だったんですけども、本当に倒れ込むようにゴールして、頭はもう真っ白で「生きててよかった」って、本当に思ったほど。苦しいとかを通り越して、限界を越えちゃったんでしょうね。



海沿いのランニングや息子とのサップで過ごす休日

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(海沿いのランニングは)ノーストレスで走れるのが最高ですね。何がいいって信号がないことです。都内に住んでいたときも走っていたんですけど、あまりに信号が多いのと空気が気になって。鎌倉に住んでいると、朝起きるのが(休日でも)早くなりますね。だから、一日がすごく有効に使える。朝起きて軽く走って、それから半身浴を1時間ぐらいして、本を読んで。それを10年以上やっています。

(千葉県の鴨川では)朝は海沿いを走って、そのあとサーフィンをします。(千葉の方は坂がありますが)それがね、またいい練習になるんですよ。(急な坂じゃないから)ちょうどいいんですよね、海沿いを走るのに、道もキレイで広いですし。ウエアとシューズだけ持っていけば、どこでも走れます。(ランニング以外の海の過ごし方は)海が好きな息子と(サーフボードに乗りパドルで移動する)サップをするのが好きですね、これは癒されます。水はキレイだし、信じられない世界。それから、やっぱり遺伝でしょうか、息子もいま4kmぐらいまで一緒に走れるんですよ。ちゃんと負けずに、あきらめないで。「もっと前のめりになって」とか、フォームも全部教えているんです。